「名古屋国際女子マラソン」(その2)

 今大会は五輪選考会のためペースメーカーが用意されていません。前半のスローペースから名古屋城を一周した25km付近から激しい駆け引きが始まりました。25kmすぎに原裕美子選手、坂本直子選手らが先頭でペースを上げ31kmすぎで堀江知佳選手が、その後ろから中村友梨香選手が
32km付近でスパートしました。

優勝:中村友梨香選手 順位
エキスポビジョン エキスポビジョン

 選手の快走のようすは大きなエキスポビジョンで中継されています。万博時には画面下真ん中にあった「Panasonic」のロゴが右に寄り、画面左下には「愛・地球博」ロゴとモリゾー・キッコロがついていました。840インチの画面は晴天下でも観客席どこからでもよく見ることができ競技場でのスポー
ツに大活躍だそうです。

ゴール寸前

 一番最初に競技場に入ってきたのは初マラソンの中村友梨香(天満屋)でした。166センチ、48キロ、21歳の中村友梨香が2時間25分51秒で優勝しました。32キロすぎにスパートするとそのまま後続を引き離しゴール。優勝インタビューでは「マラソンって沿道にこんなにファンが多いですね。
びっくりしました」とにっこり

中村友梨香選手ゴール

 中村選手にオリーブ冠が贈呈されました。このオリーブ冠はオリーブ植樹100周年を迎える香川
県・小豆島から提供されました。
 優勝した中村選手から遅れること18分27秒で27位でやっとゴールにたどりついた高橋尚子選手はゴールするとサングラスを外して深々とトラックに一礼しファンに
右手を上げて応えていました。

オリーブ冠贈呈 チーム・マイナス6%
高橋選手ゴール 走り終えた高橋選手

 今大会の注目選手の高橋尚子選手は記者会見場に姿を現しました。「やっちゃいました。これが今の実力です」高橋尚子選手は自ら明かした事実は衝撃的でした。8月に米コロラド州で内視鏡手術を受けて半月板を半分切除していた。知っていたのは一部の関係者だけで父の良明さん(66)
ですら知らさていませんでした。

高橋尚子選手記者会見

 今後について問われると「きょうの結果で引退の声も上がるだろうが、まだやりたいことがある。陸上競技を続けたい」と引退をきっぱり否定し走ることへのこだわりを見せました。失速後「淡々と走る中で沿道の温かい声援に支えられ気持ちよく走ることができた。私がファンに逆に励まされました」
と感謝していました。

高橋尚子選手

 次の10日に北京五輪女子マラソン代表はアテネ五輪の金メダリストで昨年11月に東京国際を大会新記録で優勝した野口みずき(シスメックス)、昨年の世界選手権で銅メダルを獲得した土佐礼子(三井住友海上)、今回の名古屋国際女子マラソンをマラソン初挑戦で制した中村友梨香(天満
屋)の3名に決定いたしました。

優勝:中村友梨香選手 順位
なおロード写真についてはひょろさんとへーほーさんから写真をお借りしています。




本文に戻る