講演会「トップに学べ!〜愛・地球博を振り返って〜」

愛知県図書館 愛知県図書館

 愛知県図書館において平成20年3月14日(金)〜6月11日(水)に開催される企画展示「トップに学べ!」に合わせ組織のトップを経験された方に話を伺う講演会が行なわれます。今回、2005年日本国際博覧会協会事務総長として愛・地球博を成功に導いた中村利雄氏を講師として講演会が
行なわれました。

講演会受付

 愛知県図書館は旧名古屋城三の丸の西南隅の江戸時代には尾張藩の重臣の武家屋敷が並んでいた場所にあります。愛知県図書館は5階建で90万冊を越える蔵書数を誇る図書館です。講演会は5階大会議室で行なわれました。会場には愛・地球博公式ソング「I'LL BE YOUR LOVE」の音楽
が流れていました。

「トップに学べ!〜愛・地球博を振り返って〜」

 1時間前の開場から大勢の人が集まりました。まずは愛知県図書館の山口館長から挨拶がありました。現在行われている企画展示「トップに学べ!」の紹介がありました。また愛・地球博に関する資料は3階の地域資料コーナー
で読むことができるそうです。
 大きな拍手で講師の中村利雄
氏が迎えられました。

愛知県図書館山口館長
中村利雄氏 中村利雄氏

 中村利雄氏は1946年生まれで名古屋大学法学部を卒業後、通商産業省入省。貿易局長、中小企業庁長官など歴任されました。2002年9月に財団法人2005年日本国際博覧会協会副事務総長就任され翌年10月から事務総長に就任されました。現在は日本商工会議所及び東京商工会議所の
専務理事をされています。

映像を交えながら

 「〜愛・地球博を振り返って〜」のテーマで「愛・地球博」とリスクマネジメントについて講演されました。講演会はパソコンを使って動画映像も見せながら語られました。愛・地球博は1997年にモナコで開かれた博覧会国際事務局(BIE)総会で愛知万博の開催が決まってから7年半ほどの準備期間
を経て開幕しました。

ブラウザ使用による講演会

 開幕前の内覧会では大混乱となってしまい研修や訓練の場と位置づけていたが反省、教訓の場となってしまったそうです。原因の一つは夜間営業がないため開場時間の9時半に来場者が殺到して珍しさも手伝ってリニモが大混乱となった。このため多くのスタッフが職場に到着できずに混乱に
拍車をかけたようです。

講演会場 中村利雄氏
中村利雄著『愛・地球博回顧録』 たくさんの人が集まりました

 ユギカルマンモス(冷凍マンモス)の発掘プロジェクトは費用の面や発見できるのか色んな問題があったそうです。しかし地球温暖化の結果発見できマンモス絶滅の要因が気候変動によるものであれば人類への警鐘ともなると発掘に期待をかけたそうです。開催期間中に700万人の人がマン
モスを見たそうです。

 予約観覧システムもシステム強化をおこなったり、開催中は常に
「日々改善」だったそうです。
 2時間の講演会もあっという間
に終わってしまいました。
 中村利雄著『愛・地球博回顧録』の販売も行なわました。私も愛・地球博のバイブルとして愛読しています。サイン会も行なわれ
長蛇の列が出来ていました。

『愛・地球博回顧録』販売

 会議室背面の壁には愛・地球博開催時にPRのため愛知県図書館のスタッフが制作したモリゾー・キッコロのレリーフが展示されていました。開催中は1階児童図書室に飾られていてその後は万博資料として保管されていたもの
が今日は公開されていました。
 このような講演会をぜひ、また
やって頂きたいと思いました。

モリゾー・キッコロのレリーフ 中村氏サイン会




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