トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル(その1)

小雨の中93台が集結

 今年も「トヨタ博物館 クラシックカー・フェスティバル」が5月25日(日)行なわれました。トヨタ博物館の駐車場に1938〜1978年まで
の往年の名車が集いました。
 前日から朝まで降り続いた雨が幸運にもオープニング前には上がりました。雨のため出場を断念された車もありそれでも93台もの
パレード参加車が集まりました。

雨があがりました
ダットサン フェートン(1938) スバル360誕生50周年記念

 今年で19回目を迎える「トヨタ博物館クラシックカー・フェスティバル」です。今回はトヨタ博物館P2駐車場に名車が集まりました。今年はスバル360誕生50周年記念として「てんとう虫」と愛称されたスバル360が5台参加しました。航空機技術の超軽量構造でスバル360は小さいながらも大人4人
が乗ることが出来ました。

 今回パレード参加で一番古い車は1938年(昭和13年)ダットサン(日産自動車)のフェートンでした。このフェートン17型は戦前のダットサンとしては最終型で722ccの直列4気筒 エンジン16ps/3600rpm 最高速度は80km/hだそうです。全日本ダットサン会の会長を務める佐々木
徳治郎さんの愛車です。

ジネッタG4(1961年イギリス) ラッピングリニモに描かれたメッサーシュミット
トヨタ スポーツ 800(1966年)

 その他にも珍しい車が登場しました。ラッピングリニモにも描かれているメッサーシュミットKR200(1960年独)やサーキットから飛び出てきたようなジネッタG4
(1961年英)なども登場しました。
 私の好きなトヨタ スポーツ 800も参加していました。パブリ力のコンポーネンツを用いてコストダ
ウンを考えたスポーツカーでした

メッサーシュミットKR200(1960年ドイツ)
アルピーヌA106ミッレミリア(1957年フランス) ロータス ヨーロッパ スペシャル(1972年イギリス)

 ロータス ヨーロッパ スペシャル(1972年英)のオーナーさんからゼッケンが貼れない困ったと・・ロータス ヨーロッパのボディはFRP(繊維強化プラスチック)のためラバー磁石のゼッケンは貼ることが出来ませんでした。そういえばアルピーヌA106ミッレミリア(1957年仏)やジネッタG4(1961年英)
などもFRPボディーでしたね。

 「クラシックカー・パレード」のスタート前には雨も完全に止みました。オープンカーも屋根を開けて準備万端です。雨が上がってパレード参加者、観覧者全員が喜ん
でいました。
 パレード出発式では川本常敬トヨタ博物館 館長の挨拶や日本クラシックカー協会の岡 政由代表
の来賓挨拶がありました。

パレード参加者集合 川本常敬トヨタ博物館 館長
日本クラシックカー協会の岡 政由代表

 今年で誕生50周年を迎えるスバル360を先頭にパレードが始まりました。空冷2ストローク直列2気筒エンジンの音も軽やかに
「てんとう虫」はスタートしました。
 今年の公道パレードコースはトヨタ博物館〜長久手温泉ござらっせ〜長久手町役場〜陶磁資料館南駅〜愛・地球博記念公園まで
の約11kmでした。

先頭はスバル360(1968年)
ニッサンオースチンA40サマーセットサルーン(1954年) 司会の大島由美子さんと田代直子さん(NTB) シボレーコルベット(1954年アメリカ)
フォルクスワーゲンTYPE-1 OVAL(1954年ドイツ) みんなで押しがけです

 中には人力で"押しがけ"をしてエンジン始動させていた車もありました。昔のキャブレター方式だとバッテリーが完全放電状態であっても押しがけで始動できましたが、オートマチック車や近年の電気式燃料噴射装置を採用するエンジンでは押しがけで始動することが困難なためこのような光景を
ほとんど見かけなくなりましたね。

 スバル360 5台の後は1938年ダットサン フェートンから古い順番で出発しました。スタートゲートで1台ずつ車の紹介がされたのちトヨタ博物館正面を通り公道に
出て行きました。
 長久手の町をパレードしました。長久手温泉ござらっせや長久手町役場前にはパレードの応援
に沢山の人が駆けつけました。

シトロエンHトラック(1959年フランス) ジネッタG4(1961年イギリス)とMG-A1600MkUデラックス(1962年イギリス)




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